車にパワーステアリング(パワステ)が搭載されているかどうかを確認する方法は以下の通りです。
1. 車の取扱説明書を確認
- 車の取扱説明書に「パワーステアリング」の記載があるかを確認します。
- 油圧式の場合は「パワーステアリングフルード」や「リザーバータンク」の点検方法が記載されていることもあります。
- 電動式の場合は「電動パワーステアリング(EPS)」と明記されていることがあります。
2. エンジンルームを確認
油圧パワステの場合:
- エンジンルーム内にパワーステアリングフルードのリザーバータンクがあれば、油圧式パワステが搭載されています。
- タンクはキャップに「PS」や「Power Steering」と記載されていることが多いです。
- タンクが見つからなければ、油圧式ではない可能性が高いです。
電動パワステ(EPS)の場合:
- 電動式の場合、リザーバータンクは存在しません。
- 車によっては、ステアリングコラム付近やエンジンルーム内に「EPS」と記載されたモーターや制御ユニットが確認できる場合があります。
3. ハンドルの重さをチェック(実際に運転する)
4. メーターや警告灯を確認
- メーターパネルに**「ステアリングの警告灯」**が点灯する車は、電動パワステ(EPS)が搭載されている可能性が高いです。
- 警告灯の形状は「ハンドルのマーク」または「EPS」と記載されたものが一般的です。
5. 車のカタログや仕様書を確認
- 新車の場合、カタログにパワーステアリングの仕様が明記されています。
- 中古車の場合、車両販売業者や車検証の詳細欄に情報が記載されている場合があります。
6. 専門店や整備工場で確認する
- 自分で確認が難しい場合は、整備工場やディーラーに車を持ち込むとパワステの有無を確認してもらえます。
7. 車種や年代で判断する
- 1980年代以降の車両では、ほとんどの乗用車にパワーステアリングが標準装備されています。
- 軽トラックや古い車(特に小型車や商用車)はパワステが搭載されていない場合もあります。
まとめ
- 簡単な方法:エンジンルームを見てリザーバータンクを探す、またはエンジン停止時と始動時のハンドルの重さを比較する。
- 確実な方法:取扱説明書や車の仕様を確認する、または専門店に相談する。
この方法を使えば、パワーステアリングの有無を簡単に確認できます。